子宮内膜ポリープと不妊症

■子宮内膜ポリープについて

子宮内膜ポリープとは何かというと、その名前の通り「子宮内膜にポリープ(粘膜に包まれた突起物のようなものです)ができる症状の病気」のことです。
なぜこの子宮内膜ポリープができるのかというと、受精卵が着床する子宮内膜が必要以上に体内で作られたために、過剰に作られてしまった子宮内膜がポリープ状になってしまったのでは、といわれています。

ポリープに気付かず妊娠する場合もあれば、子宮内膜を多い尽くすぐらいに大量のポリープができてしまい、不妊症の直接の原因になる場合もあります(実際、病院によっては不妊症の原因として即切除するところもあるのだとか)。
この原因は、子宮内膜を形成するために分泌される「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が必要以上に分泌される為と言われており、人によっては慢性化することもあるということです。


■子宮内膜ポリープと不妊症の関係

子宮内膜ポリープが不妊症にどのように関係があるのかというと「受精卵の着床をポリープが阻害するため、その結果不妊症になってしまう」ということが挙げられます。

というのも、受精卵が子宮内膜にぴたっとくっつこうとしても、コブ(ポリープ)が邪魔をするためにうまく子宮内膜にくっつけずに終ってしまい、受精はしたものの流産になってしまった...というようなケースがあるからです。

この現象は「着床障害」といい、不妊症の原因の一つとして定義されているそうです。
そういったケースの不妊症の場合は、子宮内膜ポリープを切除することで不妊症を解決できることがあります。
最近は開腹手術を行う必要はなく、子宮鏡下手術という方法をとるのですが、この方法で手術を行えば入院の必要はなく、検査をうけたその日にも治療が受けられるそうです。


■子宮内膜ポリープと薬

子宮内膜ポリープが発症し、それが不妊症の原因と病院での検査でわかった場合、子宮鏡下手術で治すという方法もありますが、ポリープの数がとてもたくさんあるという場合はピルを使用することでその数を減らしたりすることがあるのだそうです。
こういった治療に使われるピルは低用量ピルがメインですが、最近は保険に適用した「ルナベル」というものも出ているので、負担もある程度抑えられるようになると思いますよ。

また、漢方薬で子宮内膜ポリープを抑えるという方法もあるそうです(実際は他の不妊症の漢方に比べてあまり実践されることはありませんが)。
子宮内膜ポリープの症状に「生理の血液量が多い」というものがあることから、経血過多に効果のある漢方の「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」を処方してもらって飲むのだそうですよ。

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