無精子症と不妊症について

■無精子症とは

無精子症とは、男性が原因となる不妊症の一つで、精液中に精子が無いという症状を持つ病気です。
赤ちゃんを授かるには受精が必要ですが、この精子がなければそもそも受精ができません。
この無精子症には大きく分けて二つの原因があり「精子自体が精巣で作られない」場合と「精子は作られているけど、精巣から精子が出たくても出られない」という二つのケースが考えられます。

なお、この病気にかかる男性は全男性の割合の中の1%、この病気が不妊症の直接の原因になっているものが10?15%(最近の統計では不妊症の原因の割合は男女ともに五分五分です)と、一概にかかりにくい病気ととらえてはいけません。
もちろん、自分の目では無精子症かどうなのかのチェックはできないので、まずは不妊症外来を行っている産婦人科や、泌尿器科に行って診てもらう必要があります。


■無精子症の治療

無精子症による不妊症の治療は、精子が精巣に無い場合と精子が精巣から出られない場合とでは治療の方法は異なりますが、どちらも痛みを伴う治療であることは間違いありません(不妊症治療は男女ともに痛みがあるものなんですよ)。
まず精子が卵巣に無い場合はまず男性ホルモン補充などを行うことで精子形成をはかったりします。
また精巣以外の部分で精子が見つけられることもあるので、顕微鏡を使った手術などで精子を採取し、体外受精という形で不妊症の治療を行うこともあります。
また、精子が作られているものの排出されていない場合は、精液が通る道に通過障害があると考えられる為、通り道を作り直すという手術が行われるそうです(それでも駄目な場合は、精巣から直接精子を採取するそうです。
これは日帰り手術もできますが、術後に下腹部に痛みを感じるのだそうです)。


■無精子症の手術について

不妊症の中でも、無精子症の症状の一つである閉塞性無精子症は手術によって治る事がありますが、その無精子症の手術について詳しく書いているウェブサイトが「東邦大学医療センター大森病院 里プロダクションセンター」です。
ここではこの手術を「顕微鏡下精路再建手術」と読んでいます。
ここのサイトによると、この不妊症手術をすると18ヶ月までに75%の夫婦が自然妊娠をしたということです。

原因が特定されている方ならば成功の割合が高い治療法でもありますが、1週間は傷を湿らせない・飲酒禁止・シャワーも禁止の上、精管断裂予防のために2ヶ月は性交を禁止する上チェックも頻繁にあり、サポーターパンツ着用を必須とするため、比較的時間に余裕のある方向けの不妊症の方法ともいえます。

無精子症と不妊症についての関連記事

▲無精子症と不妊症についてトップに戻る