人工授精の成功率

■人工授精の成功率

人工授精というと、ドラマなどで子が授かれずに思い悩む夫婦のイメージで考えてしまう為に失敗ばかりで成功率はかなり低いのでは...と思う方もいると思いますが、実際は「長い目で見ると成功率はかなり高い」のです。

というのも、とある不妊治療を行っている産婦人科ではタイミング法を併用したAIH(人工授精法)を行った方の8割が3回の注射による人工授精で妊娠しているという結果を残していますし、1回の妊娠成功率も17?21%と自然妊娠の場合ともそう変わりはありません(自然妊娠の場合、妊娠成功率は大体15?20%といわれています)。

しかし実際は、長い目で見る前に高い金額などが負担になってしまい、継続して人工授精の回数を重ねることができないという結果の方がほとんどというのが実情です。


■人工授精に失敗した場合

自然でも人工でも、妊娠の成功率は15?20%前後とそう高いものではありません(ほとんど偶然の産物です)。
とはいえ、人工授精の場合は排卵日に質のいい(よく運動をしている)静止をタイミングを狙って注射で体内に精子を送って受精させようとする為、軽度の不妊症の方の場合は、普通の自然妊娠をされる方よりも妊娠の成功率が高い環境にあるのかもしれません。
ただ、人工授精の失敗回数が増えた場合は、その先のステップ、つまり顕微鏡受精などといった別の方法を検討する必要が出て来るかと思います。
産婦人科のホームページでもAIHを4?5回失敗したら体外受精や顕微鏡受精も視野に入れる、というところも少なくありませんし、もし失敗した時はどうするか、金額的な問題なども担当のお医者さんと相談しておくといいかもしれません。もちろん、夫婦の間でもこの先のことはしっかり話し合っておくべきだとも思います。


■人工授精の成功率を上げるには

人工授精の成功率を上げる方法は、自然妊娠で子供を授かる方法と同じで、男性の場合なら腎臓を冷やさないことや女性ならばお腹を冷やさない、子宮内膜を厚く保って受精卵が着床しやすい環境を作っておいてあげる等、ちょっとしたことで成功率も変わってきます。

特に、人工授精の場合は男性の精子をいかに質の高いものに保っておくかということも大切なポイントなので、男性も常日頃から気をつけておくことをおすすめします。
また女性の場合は成功率を上げるために食生活を見直すのもいい考えです。子宮内膜を厚くする食べ物に「とろろ昆布」などもあります。
味噌汁に入れたり、おひたしと和え物にしたり、冷奴やご飯にふりかけ的にかけてみたり...と、様々な食べ方ができるので、気軽に食事に取り入れてみてくださいね。

人工授精の成功率の関連記事

▲人工授精の成功率トップに戻る