人工授精の費用

■人工授精の費用とは

人工授精には当然ながらお金がかかる上、保険が適用外となるために10割負担で支払わなければいけません。
また、それらにかかる費用も病院ごとで決めているケースがほとんどの為、金額もまちまちですが、排卵を誘発する為の排卵誘発剤の使用や超音波検診など一部の薬の使用や検診に関しては保険が効くこともあります(ただし、これは月に1?2回が限度とされており、回数が多い場合は自己負担になります)。

不妊治療を行っている病院が開設しているホームページでは、「ここまでは保険内」「ここからは自己負担」などと線引きの説明をきちんとしているところも多いので、まず複数の病院のホームページを見てみて、費用の相場がどのくらいなのか、金銭的に失敗する前に確認するといいと思います。


■人工授精のリスク

人工授精の最大のリスクはやはり「費用がかかりすぎる」ということに尽きると思います。
検査だけでも1種類1回3000?20000円近くの費用がかかる上、注射を使って体内に精子を注入する人工授精は大体1回につき30000円がかかります。
大体のケースでは最初に病院で体を見てもらう診察料(初診料も含む)+1?3回の治療で数万円が飛んでいく為、収入の厳しい方には継続して不妊治療を行ったり人工授精を行ったりするのは難しいように思えますよね(それに失敗することによる、自分の体や心へのプレッシャーも非常に大きいものです)。
自治体によっては不妊検査や人工授精(AIH:排卵日に注射を使って精子を体内に入れる人工授精方法)を対象にして助成金を出しているところもありますが、まだこれは一部の自治体に限られています。助成金の制度の整備が全国で早く進むことを望むばかりです。


■費用の問題

人工授精を望む方、その中でも特に「顕微鏡受精」などといった体外受精をされる方の大きな問題となってくるのが、費用。注射などを使う人工授精でも一回につき数万円のお金がかかっていたのに、体外受精となるとさらにその費用は十倍にも跳ね上がってくるのです(体外受精一回で処理費用30万?、雑費4?5000円くらいがかかる、といわれています)。

複数回行うことで妊娠確率が向上して費用も若干押さえ目になるところも多いですが、妊娠の確率が100%になることはありませんし、家計の大きな問題になることは間違いありません。
なお、日本ではこれらの受精方法に対して保険の適用は行われていませんが、EU諸国(北欧を中心)では公的補助の対象となっており、保険が効く国も多いそうです。

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